人を惹きつける話し方を学ぶ
何かを教える仕事につく上で、「しゃべり」は外せないですよね。
人を惹きつける話し方ができれば、それだけで武器になります。
今回は「話し方の学び」ができるように内容を取り上げていきます。
1.話し方とは
話し方には、まず大きく3つの要素に分かれます。
・聴覚的要素
・視覚的要素(ジェスチャー・表情など)
・内容(話の内容)
なんとなく分かるかもしれませんが、念のため、一つずつ解説を入れましょう。
ー聴覚的要素
話し方の主たる部分になるかと思います。
こちらは「声」そのもの。
もう少し分解して考えると、
・大きさ(大⇔小)
・スピード(速⇔遅)
・高さ(高⇔低)
これらを組み合わせて、発声されて相手に届きます。
大きく高い声で、さらに早口で「ダメだよ!」と言うのと、
低く小さい声で、さらにゆっくりと「ダメだよ!」と言うのとでは、
相手に与える印象が変わってくるかと思います。
また、上記3つ以外にも、抑揚・声質などの要素もありますが、まずは基本の3つを押さえておきましょう。
ー視覚的要素
目から入ってくる情報のことで、表情やジェスチャーなどがあります。
聴覚的要素でもとりあげた「ダメだよ!」というセリフも
しかめっ面で言うのと、
ニコニコ笑顔で言うのとでは印象が変わりますね。
また、せわしなく手を動かしているのと、
落ち着いて大きく手を動かしているのとでも相手に与える印象が大きく変わります。
ー内容(話の内容)
こちらは書いてあるとおり、「何を話しているか」です。
正直、上の2つがしっかりしていれば、こちらが伴っていなくとも、なんとなく相手に「なるほど」と思わせることができますが、やはり本物のプロを目指す以上は内容も伴い、良い話し方をしていきたいものですね。
2.人を惹きつける話し方を学ぶ
今回のテーマは「話し方を学ぶ」なので、どのように学んでいくかを示していきましょう。今回は聴覚的要素にフォーカスして取り上げます。
まず、聴覚的要素に関しては、こちらのTEDの動画がおすすめです。
ジュリアン・トレジャー:
話の内容にも触れていますが、「声の出し方」について、圧倒的に学べます。
もう一つ、惹きつけ方については、こちらの動画もおすすめ。
同じくTEDからです。
この2つから学び、話し方を変えるだけで、グッと変化が起こります。
こちらは話し方の基本なので、絶対に見ておきましょう。
他に何から学ぶかというと、
「お笑い」
がおすすめです。特に漫才や落語など、「話芸」と呼ばれる領域を見るといいでしょう。最近は芸人の公式Youtubeチャンネルもできているので、楽しみながら学べます。
また、同じくYoutubeからであれば、プレゼン系の動画からも学べます。
力強く聞きやすい話し方は、
がおすすめです。
また、話し方が昔から変化しているという点では、
もおすすめです。以前のものは、少し聞きづらい話し方でしたが、現在はだいぶ話しやすくなりました。この変化を比べると話し方の大切さがよく分かるかと思います。今の話し方も柔らかくて非常にききやすいですよね。
上記2点は、個人的なおすすめなので、みなさんに合った動画を見つけてみましょう。
他にもラジオ・Podcastなどもおすすめです。
こうしたツールを使い、どのように話すかということにたくさん触れると話し方が上達していきます。
もちろん、練習も必要ですが、今まで話し方について学んだことがなかった方は、インプットしてみましょう。