声の出し方を練習する

前回が「話し方を学ぶ」だったので、関連して声の出し方の練習についてです。

 

いい話し方を知ると、自然と意識していくことかと思いますが、アナウンサーや噺家などの、「しゃべり」を商売にしている人たちは、そもそもの声の出し方についても練習をしています。

 

発声練習

運動部で声を出していた人や演劇などで練習していた人は既に上手かもしれませんが、声の出し方自体について練習するといいです。

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私も中学のときに、演劇部の友人に「腹式呼吸」の練習をさせられ、そこから発声が変わったように感じます。

部活動で声出しをしても、大きく力強い声が出ますし、現在も子どもたちに向けて話すときも、大きな声を出さずとも力強く話すことができます。

 

特に女性の中では声が通らない方や大きな声を出すとすぐに喉を潰してしまう方もいらっしゃると思うので、腹式呼吸を身に着けておくといいでしょう。

 

早口言葉

楽しく声を出す練習をするのであれば、こちらもおすすめです。

練習するうちに得意な行や段が出てくるかと思いますし、早く話すことも上手になるので、結果的に緩急をつけた話し方の習得にも繋がります。

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ドリフターズの「ドリフの早口ことば」であれば、楽しく歌いながら練習もすることができます。

 

滑舌練習

やはり滑舌がいい方が、話を聞き取りやすいですよね。

滑舌が悪いと諸見里さんみたいになってしまいます。

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これらの練習をすることで、自分の言葉一音一音が、はっきりと明確に出せるようになることがわかります。

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他の声質などと組み合わせれば、相手にとって非常に聞き取りやすい話し方をすることができます。

 

指導者にとっては、話し方は命です。

相手が聞き取りづらい話し方をしていると、それだけで指導者として不利になります。

「話し方なんか関係ない!指導の中身勝負でしょ!」と意気込んでもいいですが、練習することで、少なくとも今の話し方を改善して、聞き取りやすい・相手に受け入れられやすい話し方をすることができるので、練習しない手はないです。

 

また、1日何十分も何時間も練習するのではなく、空いた時間に少しやり、それを続けるだけでもかなり違います。

お風呂や歯磨き後、電子レンジで温め終わるまでの待ち時間などのスキマ時間で十分です。

 ワンランク上の指導者を目指す方は、ぜひやってみましょう。